【海外研修プログラム】ニュージーランドコース〜大歓迎!キングズウェイスクール

2015/08/01 19:36 生徒会長のエマさんの名前が誤っていたので、訂正しました!

7月31日に姉妹校のキングズウェイスクールを訪問しました。同校とは、9年前より本校と親密な交流が続いています。

キングズウェイの全校生徒が集まった体育館で行われたセレモニーでは、荘厳な空気の中マオリ族の伝統的な歓迎を受けました。マオリ語での歓迎の言葉の後、キングズウェイスクールの校長先生と引率の田中先生が2カ国語で挨拶を述べ、キングズウェイの生徒会長のエマ・ミッチェルさんが日本語でスピーチをしました。

エマさんは2014年1月に5週間付属高校に留学していた生徒です。その後、本校の代表の川口さんが英語でスピーチをしました。心のこもった文章と美しい発音に対して、キングズウェイの皆さんから大きな拍手を受けました。

セレモニーの最後には、昨年の紫紺祭で上映されたGAKUFU HAPPYムービーの上映と、生徒たちが事前に練習していたダンスが披露され、キングズウェイスクールの生徒たちは一緒に盛り上がっていました。

式典の後は、ニュージーランドでは恒例のモーニングティーの休憩タイムを経て授業見学を行ないました。キングズウェイスクールには、プライマリースクール(小学校)、セカンダリースクール(中学校)、カレッジ(高校5年間)、マオリスクール(小学校から高校まで)が併設されています。生徒たちは、教科ごとの教室に向かい、数学、物理、化学、演劇などの授業に参加しました。授業形態や学習内容など、日本との違いに興味を持っていました。

その後ニュージーランドの先住民族である、マオリの文化について学ぶ授業を受けました。マオリスクールからやってきた7才から17才前後の生徒たちと一緒に、3つの伝統的なアクティビティに取り組みました。ふたつの棒を使った踊りや、長い棒を落とさないように円陣を組む遊び、あやとりのような遊びまで、様々なアクティビティを通してマオリスクールの生徒と交流することができました。

午後からは、キングズウェイチームと、学付チームとに分かれて、ニュージーランドで人気のスポーツであるネットボールを行いました。バスケットボールのようですが、ドリブルをせず、パスやシュートをする人が決まっていたりと、少し複雑なルールです。慣れないうちはパスカットをされることが多かったのですが、徐々に連携が深まり、点数をとることができるようになってきました。

その後は再びホスト生と一緒に授業に参加しました。数名の生徒は日本語教師ワトソン先生の教室にやってきました。キングズウェイスクールでは、日本でいう中学3年生まで日本語が必修科目となっています。授業では、日本語を学ぶ生徒たちとの交流を深めていました。文化、学問、スポーツ交流など、盛り沢山の内容で、本当に充実した一日でした。