今年もありがとうございました

熊本学園大学付属高等学校公式サイト(GAKUFUのホームページ)へお越しの皆様へ、今年も様々にお世話になりましたこと、厚く御礼申し上げます。

今年もGAKUFUブログをはじめ、様々なコンテンツで本校の魅力をお伝えしようと鋭意努力して参りました。ご期待に添えなかった部分もあるかと思います。なにとぞご寛恕いただき、また来る新年へ向けてのご期待へと変えて頂ければ幸甚です。
幸せはすぐそばにある、とメーテルリンクの「青い鳥」で小さい頃に絵本で読みました。
私個人を振り返っても、何だかなぁ、と思うことは海のものとも山のものともつかないものばかりで、足許に目を移してみると、小さな幸せがたくさんあったように思います。そうですよね、そうしたものの積み重ねが、人を前向きにしてくれるんでした。
担任をしていたときに、欠席数が多くて気を揉んだ卒業生から元気に「飲みに行きましょう」と誘われたこと(そしてその晩は次の日が休みということもあり、いつになく酒を飲んだこと)。その他、卒業生と会食したことがいつになく多かった年だったこと。
終わりの見えない仕事に直面したとき、思いがけない一言に救われ、励まされたこと。
学生の頃に穴が空く程読んでいた月刊誌を久しぶりに手に取ったら、その頃に影響を受けた流暢な文を書く編集記者が、編集長になっていたこと。
沢木耕太郎の新作ノンフィクションに、しびれたこと(そのあと、カーステレオで藤圭子と宇多田ヒカルをヘビーローテーションしていること)。
「7年ごとの成長記録」という、すばらしいドキュメンタリーを見たこと(来年1月2日、3日にNHKEテレで再放送があります、ぜひ!)。
「半沢直樹」第3巻の結末部分で、半沢がはたと膝を打ちたくなるような台詞を話したこと。
フィル・ミケルソンが20回目の挑戦で全英オープンに勝ったこと。
広島カープがクライマックスシリーズに進出したこと。
個人的な話を書いてスミマセン。7年前の12月のブログに一村先生が書いていましたが、厄介だけれども本当は大切なものに感謝するということ、ここでは「身近にあって、なかなか幸せと気づきにくいものに感謝すること」と読み換えてみましょうか。
生徒の皆さんにも、きっとそうした日常生活に潜むささやかな幸せに、今年、出会ったのではないでしょうか?それは、映画を見て感動したり、友人のちょっとした思いやりにあふれたひとことに出会ったことだったり、複雑きわまる難問を自力で解けたことだったり、部活動で新しい技を習得したことだったり、前髪をうまく切ることが出来た時だったり…そうしたものに感謝する年末であって欲しいですね。
来年のGAKUFUブログもまた、かくありたいと思います。
身近な「GAKUFUの小さな幸せ」に注目して、それをご紹介できる場でありたいと思います。その積み重ねが、「GAKUFUの日常」を紹介することにつながり、そしてそれは「魅力的な毎日」を過ごす生徒の様子を遍く皆様にお伝えできることになればと思います。
どちら様も、よいお年をお迎えください。
追伸
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今年も体操部は「タンマ」を綺麗に掃除していました!