大澤一彰さん ミニコンサート&トークイベント が開かれました。

音楽科の横井です。

猛暑の体育館でしたが、全校生徒1200人が集合し、大澤一彰さんの歌に酔いしれました。

 まず、カンツォーネの代表曲「オー・ソーレ・ミオ」(私の太陽)で始まりました。それまで少しざわついていた生徒達でしたが、大澤さんがピアノの前に立たれるとその空気感が伝わり、渡邊由美子さんのピアノに惹きつけられていきました。暑い体育館でしたが、イタリアの明るい太陽と爽やかな風を感じるようなテノールに感動!の一言でした。オペラの本番を来週にひかえ、お忙しい中急遽来ていただいたので、歌だけではなく、お二人の高校時代、大学時代、留学時代、そして現在の活動について、またオペラの聴きどころなどについてお話を伺うことにしました。大澤さんのローマ留学で、1日5時間から6時間毎日歌い続けていたという話は、大変印象に残っています。また、現在の活動について、1年に3~4本のオペラや演奏会(しかも1日限りの演奏会)の為に3ヶ月くらいの練習があるという話をされました。部活動の試合に勝つことも、それまでの練習の積み重ねであるというお話があり、プロフェッショナルの重い言葉に感動しました。

 お話のあと、2曲目はオペラ「トゥーランドット」から“誰も寝てはならぬ”・・・・日本では、荒川静香さんがトリノオリンピック滑走で有名になったアリアでした。CDやテレビなどで耳にすることがあっても、実際に聴くことはなかなかできません。人間の声の魅力、言葉にならない感動とメッセージが伝わりました。このブログを書いている今も、心が感動でいっぱいになります。アンコール曲は、「千の風になって」・・・・涙が出るほど心に響いてきました。

 来週のオペラが益々楽しみになりました。大澤さん、渡邊さんありがとうございました。
そして、これからのご活躍を母校の一員として応援していきたいと思います。

070920_1_1.jpg 070920_1_2.jpg

070920_1_3.jpg 070920_1_4.jpg