『暮らしを支えるプラズマ科学』

物理科の中山です。
昨日(9月15日)に行われました、プラズマ・核融合学会主催の高校生シンポジウム「プラズマ科学」での学付生の活躍を紹介したいと思います。

8月、熊本大学で行われた「高校生シンポジウム実験」へ本校から4つのグループが参加しました。そこで割り当てられたテーマは、
「超臨界二酸化炭素を用いた天然物抽出」
「2つの金属を爆発で圧着」
「オゾンは環境浄化のエキスパート(放電で作る臭いオゾンで脱臭、漂白、分解)」
「白色矮星以上の100万Gの重力場を発生できるか?」
の4つの研究。聞いただけで、わくわくするようなテーマばかりです。もちろん高校の実験設備では難しいばかりか、日本でも数カ所しか実験施設がないなどの最先端の実験です。熊本大学の大学院生や学生のご協力のもと、とても有意義な時間を過ごしました。

そして、昨日がその成果の発表です。8月に様々なテーマで実験をした高校生が、ステージとポスターに分かれて発表を行いました。胸がわくわくするような発表ばかりで、とても刺激になりました。(学生時代のなつかしい気持ちがよみがえりました!)発表後に、大学の教授の先生などから厳しい質問があったり、高校生から鋭い質問があったりと、「学会」さながらの雰囲気の中で行われました。とても生徒達にとって有意義な経験になったと思います。ステージ発表では「奨励賞」、ポスター発表では「優秀賞」を見事に受賞しました。おめでとう!!

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