山岳同好会の活動

 こんにちは。化学の授業を担当し,山岳同好会顧問をしている末次と申します。

 5月21日(日),1年男子3名を連れて山に登りました。

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彼らの担任の中山先生も同行しました。登った山は宮崎県五ヶ瀬町の白岩山(1646m),向坂山(1684m)。熊本県と宮崎県の県境にある山です。県境の尾根はブナなどの自然林が保存され,珍しい動植物が多く生息しています。このような場所には普通は簡単には行けないのですが,五ヶ瀬ハイランドスキー場ができたおかげで,かなり高いところまで車で入ることができるようになりました。
スキー場をつくるために木を切り倒して自然を破壊し,その道を利用して我々が山に登り,山を踏み荒らして自然を壊しているということになるのですが…。

 さて,今回山で珍しいキノコを見つけました。
家に帰って調べてみるとキイロスッポンタケという名前のキノコでした。なるほどスッポンの頭部にそっくりです。高さは15cmほどで,傘の部分は黄色で網目状の模様が入っています。インターネットのあるページには「外見は美しいのだが、誰かが近くで大便をしたのでは?と思うほどの悪臭を放っている。ひどい場合は、大型のハエが傘全体を埋め尽くすほど群がっていることもある。」という記述もありました。においはそれほど感じませんでしたが,確かに大型のハエが何匹もたかっていたので,写真を撮るときはハエを追い払ってシャッターを切りました。



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花を咲かせる植物がチョウやハチに花粉を運んでもらっているのと同様に,このキノコはハエに胞子を運んでもらっているのでしょうか。

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※みんなで一枚!