【沖縄】二日目の様子・はいさい通信_2

朝から大雨の沖縄でしたが、美術館、万座毛と観光地では奇跡的に雨が止んでます。太陽も顔を覗かせてます。写真は万座毛。象の鼻に似てますね、パオ〜ン。ハイサ〜イ。

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世界遺産、勝連城跡からの景色。絶景。ハイサ〜イ。

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はいさい通信_2

出発前から最も心配していたのは天気だった。

予報では金曜日だけに晴れマーク。沖縄の天気は変わりやすいという特徴だけが望みだった。昨日到着時は予報通り曇り。しかし首里城見学中に薄日が射しだして、国際通りを歩いているときは、夏のようなうつくしい青空が広がった。

あの空こそ、生徒たちに見せたかった沖縄の空だ。もし期間中ずっと曇りや雨だったらと、僅かながら頭をよぎることもあったので、あの青をはっきりと確認した瞬間、どんなにほっとしたことか。

そして今朝。非情の雨。本格的な雨。引率者一同思わず絶句して顔を見つめ合うほどだった。1日どうなることかと不安に満ちて、佐喜眞美術館から行程をスタートさせた。

6年前に沖縄コースが出来たとき初めて訪問したのだが、そのときなんと佐喜眞道夫館長が本校のOBだということが判明した。こんな奇遇があるだろうか。本校の修学旅行は原則的に旅行業者任せではなく、訪問地は我々教師が決める。

残念ながら忙しい氏は出張中で不在だった。丸木夫妻の大作『沖縄戦の図』を見終えて外に出たら、なんと東の空に青空が顔をのぞかせている!つくづく不思議なことに、その後の各見学地でも傘は全く要らなかった。

勝連城址の頂からは、控えめながら光を受けた海のブルーのグラデーションが綺麗だった。生徒たちもきっと感激したことだろう。天に思いが通じたとしか言いようがない。

こんなふうにうれしい1日だったのだが、もう一つだけ紹介したいことがある。

栞の中に日々感じたことを書いてもらって、朝食の時に回収している。あるクラスから一人だけ沖縄コースに参加している生徒がいるのだが、みんなと仲良くなって楽しい修学旅行にしたい、ととても前向きなことを書いていた。きっとそうなるように願っているよ。

K.Yamashita