学付ブログ初登場!男子体操部の部長を務めている体育科の一村と申します。
まずは、ブログを引き受けることになった経緯から
HP担当藤本氏(以下F)「一村先生、12月29日の更新ネタがないです。ブログになんか書いて下さい。」
私(以下I)「え~、29日って体操場の大掃除だし、掃除ネタでよければイイよ。」←もちろん冗談のつもりで。
F:「それイイっすねぇ!大掃除でも何でもOKっす!」
I:「ん!?
本気?」心の声→(学校全体のブログに「体操場の大掃除」なんてネタで良いのか?大体、掃除にネタなんてあるのか?)
と、そんなこんなで本当に書くことになってしまいました。もちろん「掃除ネタ!」をです。
体操競技と言えば、練習や試合の時に使用する例の白い粉 TVなんかでも選手が手につけて、パンパンやっているのを見たことがないですか?
あれは「炭酸マグネシウム」(略してタンマ)と言って、見た目のとおり滑り止めとして使用します。よく「石灰」と勘違いされている方が多いようですが、全くの別物で体に害はありません。以前、体操部のページでも紹介しましたが、湿気防止剤としてタンマを混ぜてある食卓塩さえあります。
さて、体操選手にとって欠かすことが出来ないタンマですが、大掃除の時ともなるとコイツが厄介です!一回に使う量はわずかでも、少しずつこぼれたり、空気中に舞ったりして、いつの間にやら至る所に入り込んでしまいます。
今回の大掃除でも、日頃使っているマットを屋外に出し、布団たたきの要領でバンバンバンバン もう、とどまることを知りません。いつまでたってもすごい量の白煙が(汗) あれは多分、一生出続けますね(笑)
また、体操場の壁や窓のサッシにもタンマ君は住み着いています。これは寺社仏閣でよくある「すす払い」の要領でやっつけるのですが、頭上から降ってくるタンマ君は僕達を真っ白にしてくれます。頭はまるで白髪だし、耳の穴、鼻の穴まで真っ白けです。
そんな具合で、泥ならぬタンマまみれになりながら、今年の大掃除も何とか終了しました。
で、この時期になると、タンマって心底「厄介」なヤツ!と思ってしまうのですが、日頃は滑り止めとして「大切」な役割を果たしてくれています。タンマが無くて手や足が滑れば、技を失敗するだけでなく、ケガや命に関わるかも知れません。
こんな風に、時には厄介だけどホントは大切な物ってタンマだけじゃないですよね。
両親、兄弟、先生、友達、恋人
etc。時には衝突してしまい、厄介に思えたり鬱陶しく感じることがあるかも知れない。だけど、ホントは大切な者ばかり。
体操選手は大切な物=タンマに感謝します。皆さんも大切な者に感謝しましょうね。
良いお年をm(_ _)m