旧校舎の跡地には新しくグラウンドが完成しました。まずは今年度に入って以来の工程を御覧頂ければと思います!
5月18日(月)
いよいよ旧校舎の取り壊しが始まりました。重機が上の階から順番に壊していきます。重機のアームの先端が校舎を穿つと、見事にガラガラガラとその箇所は崩れます。何回もその部分に重機で力を加えるということはありません。それぐらい、そつのない仕事ぶり。壊すにも、急所のようなものがあるのでしょうね。昔の時代劇の「仕事人」みたい。
5月21日(木)
取り壊しは第2棟へ。ちょうど第2棟の4階の普通教室が取り壊されている様子が。ここで高校時代、1年生のHRを過ごした体育科のA先生と事務のFさんと私はちょっと半泣きで見守りました。青春の終焉。
7月30日(木)
6月中は基礎を取り除いて整地する1ヶ月のように見えました。旧第3棟の基礎が残っていたようで、それを取り除くのにも難儀したようです。基礎を取り除く作業は力業も必要だったようで、へばりついた貝柱を取り除く様子にも似た重機の動きが見えました。7月に入り、ようやく整地完了。あとはグラウンドの形を整えていきます。
8月9日(日)
グラウンドになる部分にはまずアスファルトを敷きます。これは染みこんだ水分を効率的に流すと同時に上に敷く人工芝の基礎になる部分となります。ここまでの前回の写真からここまでの行程は早かったです。手前は駐車場になり、こちらもここからアスファルトを敷きます。
8月19日(水)
人工芝の敷設、さらに芝の間に敷き詰めるゴムチップを撒いていきます。あとは照明、防球ネットの設置。完成間近ですね。
9月5日(土)
8月末日に引き渡し完了、完成となりました。早速体育の授業などで利用されていました。
付属高校にとっては念願の体育施設です。人工芝グラウンドは多少の雨中でも使用できますし、強い雨の後でもすぐに利用できる長所があります。砂塵も舞いませんので、近隣の皆様にもご迷惑をお掛けする事はないと思います。体育の授業に、部活動に。夢が広がる新しい施設の完成を寿ぎたいと思います!