新学期当初より、各クラスでは朝のホームルームで自転車通学に関する連絡、あるいは注意喚起を担任より行っています。
まず駐輪場の整列駐輪について。
車輪止めにきちんと止める、ということを駐輪する生徒諸君全員が確実に実行することが大切なわけでして、それがほころびると、効率的に駐輪されていない状態となり、とたんに駐輪場は収容台数が減ってしまいます。
車輪止めに止める手間は、「ほんのちょっとの我慢」です。生徒諸君の高い意識に期待したいですね。
それから、二重ロック。県警による県下あげての二重ロックキャンペーンは、そのキャンペーンののぼりを町中でも見ることが多くなってきたことから、市民にも知れ渡る──人口に膾炙してきたと言えるでしょう。
本校生とても、「その流れに乗り遅れてはいけない」でしょう。二重ロックは自転車通学許可の条件の一つでした。
鍵をかける手間も、「ほんのちょっとの我慢」といえるでしょうね。
通学途中のマナーも留意したいところ。
私が高校の頃は、「縦列励行」なんてステッカーを貼っている学校もありましたっけ。それだけ車道に大きくはみ出した自転車の列は、自動車のドライバーにとっては気を遣わされる存在といえます。
安全に登校して欲しいことはもちろんです。さらに、もう一つ。自転車通学の自転車は本校のステッカーを後方泥よけに貼っています。
「英知、気品、剛気」を具現化する存在としての自転車ドライバーであってほしいですね。
高校時代の自転車通学は、その時々の季節感を味わいうるもの、あるいは帰宅途中の「優雅な寄り道」(ほどほどに)とも相まって、いつまでも思い出に残るものと言えます。
それも、安全とルールあってこそ。各学年担任団も、これからも適切に注意喚起していきますし、生徒の皆さんの意識の高揚にも期待しています!