月別アーカイブ: 2012年3月

全国選抜大会で健闘!

全国選抜大会で本校の選手が活躍しています!

まず、弓道部。第30回全国高校弓道選抜大会において、男子団体(岩﨑、宮村、矢野、岩中)が第三位入賞を果たしました!

また、第23回全国高校選抜ボート大会において、女子舵手付きクォドルプル(吉田、飛松、中尾、大久保、池田)クルーが準優勝に輝きました!
選手の皆さん、おめでとうございます!

退任式、そして春休み

去る3月19日(月)に退任式と終了式が行われました。

退任される先生方,お一人お一人から言葉を頂きます。
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坂口校長先生も今年度限りで御退任されます。12年間、大変お世話になりました。
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先生方、本当にありがとうございました。残る私たちも、先生方に教えて頂いたこと、その思い出を胸に新しい年度へと向かいます。お近くへお越しの際は、ぜひお立ち寄りになり、生徒たち、私たちにまた元気な顔を見せて頂ければと思います!
さて、翌日からは春休み。春分の日を一日おいて、21日からは春期特別演習がスタートしています。それと並行して行われているのが…
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時間割作成。
これは毎年この時期に全クラス分(横軸)と担当者(縦軸)を考慮に入れながら、パズルをするように組んでいきます。体育施設の使用時間や先生方の授業以外の校務の関係上、そう簡単に上手くは当てはまりません。
しかも「学校」ですから、そこで常に頭をもたげるのは「人としてのやさしさ」。生徒とニュートラルな気持ちで接するために、何かに追われるようなスケジュールであってはいけません。連続授業担当コマを避ける、ひとクラス,ひと教科あたりの午前と午後のバランスなど…
また、中学校開校後はクラス数も現在のところこれまでよりも増えていますので、納得いく形(これにおそらく完成型など、ない)になるまでには相当な苦労が予想されます。教務時間割担当の先生方が、これまでよりも大ぶりになったボードの前で唸り続ける日々が続きます。
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中庭に目を移すと、本来ならもう咲き誇っていておかしくないサクラですが、今年は開花が遅れているようで、まだつぼみの膨らみ、といったところ。しかし、多目的グラウンドに目を移すと…
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芝生の青さが目立ってきました。春はもうやってきていますね。
特別演習は27日(火)まで。春の足音を感じながら、生徒の皆さんも、そして教員一同も新学期の準備に勤しむ日々が続きます!

新入生登校日&持久走大会

去る3月16日(金)は二つの行事が開催されました。

まずは在校生の「持久走大会」。
最後まで気を揉んだ天気ですが、早朝は降っていなかった雨も集合時間頃にはボツポツと…
結局男子の距離を短縮し、女子と同距離で行い、短縮版で行いました。
後期に入って以来、体育実技の時間にこつこつと走り、培ってきた持久走の実力。それは「自分との戦いの記録」とも言えます。それを発表する場が持久走大会と言えるでしょう。
走り切った先に見えてくる、本当の自分にとっての「持久走」の意味。それは各人様々でしょうし、本人が一番よくわかると思います。とまれ、力走を称えたいと思います!
そして二つ目の行事は、「新入生招集日」。本校の入学試験に合格した生徒の中で、実際に入学をする生徒が初めて登校する日です。
この日にならないと、私たちスタッフも新入生のみんながが、果たして何人入学してくるかわからないのです。教職員の誰もが、毎年この数日間は気を揉み続けます。何人くるのかな、どんな生徒が来るのかな…
果たして、383名の新入生が本校に手続きを行いました!
383名の新入生の中には、本校への入学を熱望し、念願成就という気持ちを持って入学してくる生徒もいれば、図らずも入学することになってしまった、という生徒もいます。これを見ている新入生のみなさんもそうした様々な気持ちを抱いていることでしょう。
そのあらゆる気持ちを持った新入生すべてを、私たちスタッフは心から歓迎いたします。新入生の皆さん、人生の基礎を形作る大切な高校時代をかけがえのないものにするために、勉強に部活動にともに頑張りましょう!
今年もたくさんの新入生に恵まれました。新しい出会いが、新入生の数だけあります。この出会いに感謝しながら、新しい春を迎えたいと思います。

第51回 卒業式

去る3月3日、第51回卒業式が挙行されました。

前日まで降り続いた雨。私には「遣らずの雨」としか思えませんでした。3年間苦楽をともにした生徒。そう簡単に離れたくはありません。しかし、当日はうってかわっての春めいた陽気。旅立ちの時なのだ、気持ちよく,送り出す日なのだと、天気が言っているような気がしました。
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毎年ですが、厳粛な雰囲気で式は進行します。
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担任が卒業生一人一人の名前を点呼。卒業生は元気な声で返事をし、起立します。
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卒業生総代、平野雄聖君に卒業証書が授与されました。
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続いて、主席の川﨑俊幸君に今年度の高橋賞が授与されました。
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校長式辞。
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担任団の脳裏には、3年間の思い出が走馬燈のように…
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在校生送辞。生徒会長、小野翔太君が務めました。
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高橋賞受賞者、川﨑君の卒業生答辞。周囲に支えられたことへの感謝。
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奨学会学年委員長、工藤さんの保護者代表挨拶は多くの人の涙を誘いました。
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奨学会学年副委員長、奥田さんより卒業記念目録を頂戴しました。ありがとうございます。大切に使わせて頂きます。
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卒業生の「仰げば尊し」斉唱。伴奏も卒業生の中から布田千明さんが務めました。この歌は…教員にとっても、卒業生にとっても胸を揺さぶられる歌です。
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厳粛のうちに式は終わり、卒業生退場…の前に、毎年恒例の、在校生による歌のプレゼント。今年はゆず「栄光の架け橋」。
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ここまでくると、もう…
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名残惜しいですが、いよいよ退場です。退場前に卒業生からも、学校へ、後輩へ、感謝の気持ちを表します。
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卒業式後は「最後の」学年集会。3年間を、6万ショットの中から厳選した写真で構成されたムービーで振り返ります。
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学年主任、いや、3学年の「お母さん」佐澤先生に、「息子たち」「娘たち」を代表して、岩下智博君から感謝の気持ちを込めて花束が…
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「お母さん」から、最後のみんなへのメッセージ。
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こうして、361名が慣れ親しんだ学び舎に別れを告げたのでした。
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本校の卒業式は、「儀式」ですから、それは厳粛です。しかし、その中にある、言葉には上手く言い表せないのですが、「手作り感」というのか、「あたたかみ」というのか…私にはそれが一番の本校の魅力のように感じてなりません。それは、参加者全員で作り上げているものに他なりません。
それを紡ぎ出すために、3年という月日があるとも思います。「あこがれのGAKUFUで学びたい」「まさかGAKUFUに通うことになるとは」…始まりは様々です。でも、等しくみんな「まだ卒業したくない」「GAKUFUでよかった」と言って卒業して行きます。これは、私達にとっても本当にありがたいことであり、また胸を張れることでもあります。GAKUFUってどんな学校ですか?と聞かれたら、そういう学校だと自信を持って言えます。
それは卒業生一人一人
が、私達にとって胸を張れる存在であるということ。だから、卒業生に、心から「卒業おめでとう」という言葉をかけるのです。
これからも、元気でね。
※写真は原田写真場様よりご提供頂きました。