在校生メッセージ
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学付生として頑張っていることは、「日々の勉強」「百人一首の強化」「コミュニケーションの取り方」です。私が学付で一番良かったのは「個性豊かな友達ができたこと!」だと思うので、まずはコミュニケーションの大切さを伝えたいです。
学校行事などを通じて、自分の意見を出したり、ぶつかり合ったりできる環境があるので、クラスの団結はすごいです。だから、学付なら「自分を客観的に見られる訓練」ができると思います。言い争いやケンカだって、自分がその相手を対等としてみている証拠なので、時にはそういうこともあっていいと思います。人間だから好き・嫌いがあるのはしょうがないことですが、大事なのはその人自身を否定しないこと。このことに気をつけていればいいコミュニケーションができると思います。
でも、百人一首に関しては、強くなるために“嫌なこと“もやっていこうと決めました。敢えて強い人と対戦してその技を盗むとか(笑)。そうやって学んで中3までにC級を取れるようになりたいです。
僕はそう学んでいます。
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苦手教科の克服や勉強のモチベーション維持については、誰もが関心をもっているはずですね。
僕は国語が苦手なんですよ。ずっと成績が伸ばせずにいて。その悩みを国語の先生に相談したところ、「文章問題を解くときは、解答の理由付けをするといい」とアドバイスしてもらいました。それで、問題文の重要なところに線を引いたり、なぜ解答をそう考えるのか理由を探ったり、工夫しながら頑張っていったところ、少しずつですが成績が伸びてきました。これはやっぱり嬉しいですね。
英語も、将来目指したい医師や警察官の仕事に役立つと思って頑張っているので、「ツライ」とか「諦めよう……」とか思ってしまったときは、意識的に人がペラペラと英語をしゃべっているのを見るようにしています。そうすると「自分もこうなろう」と気持ちを奮い立たせることができるんですよ。
「勉強はキツイけど必ず報われる」僕はそう学ぶことができています。今後はスポーツも頑張って自信を深めていきたいです。
人前で発表する力は特に身につきます。
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私の将来の夢はまだ決まっていませんが、自分が夢中になれる仕事に就きたいと思っています。だから今は、いつそんな仕事が見つかってもいいように、もっと勉強しよう、ボランティア活動で出会うひとたちの生き方に触れてみよう、ホームステイや留学をしよう、と、あらゆることに意欲をもっています。
そうした姿勢でいると、意識や立ち居振る舞いも変わります。
好奇心がくすぐられるようになり、常に堂々とできるようにもなりました。この「堂々とできる」というのは私が頑張った証かもしれません。というのも、小学生の頃から人前に立つのが苦手で……。学付にいるととにかくそうしたことをさせられるので最初は地獄でした(笑)。中3の卒業研究を発表する6人に選ばれ、練習を繰り返して、緊張しながらもいい発表ができたことを機に、頑張りを自信につなげ楽しさに変えることができるようになってきたと思います。
学付にいると何かと鍛えられます。でもきっと、私のように「学校楽しい!」「入学して良かった!」と思うはずですよ。
何かひとつ頑張れば、きっと他のことも頑張れるはず。
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学付はよく文武両道の学校だと言われますが、実際、勉強も部活動も頑張っている生徒が多いと思います。何かひとつを頑張っていると、他のことも頑張れるのかもしれません。僕もそうで、弓道部ではより上達することを、定期テストでは毎回学年1位を取ることを目標にやっています。
遅刻・欠席がないようにも心がけていますが、これも〝頑張っていること〟ですね。学付に入って何か頑張ってみようと思うなら、まず「皆勤賞を目指す」ことから取り組んでみてもいいかもしれません。
部活動もいいですよ。礼儀作法や上下関係を学び身につけていることは、日常生活においても強みになりますから。毎日の練習で課題を一つひとつ克服していき、その成果を試合で発揮できると達成感があり、さらに頑張ろうと思えるはずです。
僕に関していえば、「先輩方に負けないくらいに」とか「クラスのライバルに負けたくない」という気持ちそのものも頑張るモチベーションにできているのかもしれません。もちろん日々の勉強はツライですが、将来の自分の力になると信じてやってますね。