朝のNHKニュースで浅田真央選手を見て、インタビューの内容に感動した森森森です。
ワタクシが高校の頃にカタリナ・ヴィットというドイツ人のそれはそれは美しい名スケーターがいました。彼女の踊りは美しさと共に、メッセージ性がありました(「カルメン対決」とか「花はどこへ行った」なんてすごいですよ)。
「真央ちゃん」の踊りにも、確かに言葉を超えたメッセージ性がありますね!目標に向かって頑張る姿、絶対に諦めない姿勢…だからこそ人の心を打つのでしょうね。
さて、今日は高校では「学習法ガイダンス」が開かれました。
この行事は、高入生が、高校入学後、中学生時代の学習法から、高校ならではの学習法にうまくシフトアップできるように、その方法をアドバイスしたり、あるいは教科ごとに日常的な授業の進め方を紹介したりするものです。
体育館競技場に、自分の机と椅子を持ち込んで、行います!
学習はすべからく反復に堪えるものであるべきです。日々、特別な技を繰り出す必要などありません。当たり前のことをこつこつと積み重ねる──時にはトリプル・アクセルを封印してでも自分の滑りを見つめ直した真央ちゃんのように──姿勢が必要です。
スポーツをやっている人なら判ると思いますが、練習でできないことは、試合でもできませんよね。勉強だって同じことです。
もし、普段の家庭学習では解けなかった問題が、テストの時に解けるなんてことがあるのなら、そうしたことができるのは基礎、基本が充実している場合でしかあり得ないと思うのです。
真央ちゃんが日本人(いや、世界中からと言ってもよいですよね、「皇帝」プルシェンコもすげえと言っていたらしいので)尊敬を集めるのは、コツコツとした反復練習に耐え、世界を感動させる美しいスケーターたり得ているからではないでしょうか?
新入生の皆さん、いや、二年生、三年生の皆さんも。
基礎、基本を大事にする、努力の積み重ねを厭わないGAKUFU生であってほしいと思います!
追伸:写真で説明している国語科のM先生ですが、ワタクシなど足元にも及ばないフィギュアスケート博士です。来年は「フィギュアスケート論」で5単位くらいの授業をするというウワサです。実話になりそうでコワイ…