アジア大会に出場した片岡勇選手(平成11年卒)が見事、金メダルを獲得しました。
先日の熊日新聞でも大きな記事が掲載されていましたが、本当、素晴しいの一言です。
開幕前のコメントに書いたように、彼のポジションは舵手なしフォアの司令塔であるバウ(軸手)、片岡選手の乗る代表クルーは、もちろん日本のトップクルーではありますが、アジアの強豪を前に、先行策をとり、逃げ切りを図る中で、片岡選手の冷静沈着なレース運びがもたらした部分も大きかったのではないでしょうか。
記者の質問に対し、「自分の原点は江津湖」と答えているように、常に初心を忘れない謙虚な姿勢も彼らしいと思いました。金メダルという結果はもちろん、このようなスポーツ選手としての姿勢も、後輩たちである現役部員の素晴らしいお手本です。
正月に金メダルをさげて熊本に帰ってくるとのことでしたから、ぜひ部員みんなで歓迎したいと思います。
その時は、5月に約束した写真を一緒に撮りたいと思います。
本当におめでとうございます。(内藤)
【写真上】ボート男子かじなしフォア決勝。左端が片岡選手。
【写真下】表彰式で金メダルを胸に記念撮影に応じる片岡選手(左端)ら日本クルー
[写真:熊本日日新聞社提供 平成18年12月8日掲載]