紫紺祭にあわせて、「芸術の秋」ということで毎年この時期に芸術鑑賞会を行っています。
今年度のお題は「東西落語の楽しみ」。
東京を起点とする「江戸落語」と大阪を起点とする「上方落語」は、情報や文化の交流とともに互いに影響を受け、本来持っていた特色を失いつつあるものもありますが、それぞれその本質は失っていません。
「百聞は一見にしかず」というわけど、東西落語対決というわけで味わう機会と相成りました。
二つ目、春風亭柳若さんの江戸落語はそのまま「落語の楽しみ方」ということで入門編。
中学生の落語体験。「花咲かじじい」を間違えて…
色物として三増れ紋さんの曲独楽。巧みな話術と相まって楽しませてくれました。
続いて上方落語。
桂勢朝師匠の若々しく、テンポのよいメリハリの利いた語り口で爆笑の渦。
最後に江戸落語、瀧川鯉昇師匠の「時そば」。
正攻法の江戸落語を堪能して幕となりました。