はじめまして、物理科の中山です。よろしくお願いします。
学校の中で、科学に興味を持った生徒たちと、サイエンスクラブと称して、放課後実験を紹介したりと不定期ですが活動をしております。
今回は、11月5日(日)に熊本大学で行われました「ひらめき☆ときめきサイエンス」に本校から1年生3名・2年生5名の計8名が参加し、そこでの体験を紹介したいと思います。
〈研修内容〉
<strong>衝撃エネルギーでできる新しい物質・材料</strong>
<strong>極短時間の物理・化学現象とその応用</strong>
これまでにない新物質の開発のためには、特殊な状態が必要です。この研修ではごく 短時間に生じる衝撃的な現象について、ロケットの推進薬を用いた燃焼実験を行って、 燃焼の速度や圧力を求める方法を体験する。この爆発的な燃焼を新素材の反応合成や材 料製造技術として利用することに応用されている。
〈日程〉
9:00~ 受付
10:00~ オリエンテーション
10:15~ 衝撃エネルギーの反応科学と応用技術の講演
11:00~ 休憩
11:10~ 衝撃波を利用した思いがけないものづくり
12:00~ 昼食
13:20~ 爆発圧着実験、爆発成形実験
14:10~ テルミット、黒色火薬反応実験、黒色火薬の燃焼速度測定、ドートリッシュ法実験
15:00~ 施設見学(高速度カメラの画像紹介)
15:30~ フリートーク(先生方とのグループ質問)
16:15~ 未来博士号授与式(終了式)
▼写真1枚目▼
衝撃・極限センターの施設
▼写真2枚目▼
水中で激しい爆発(爆轟)を起こしその力で銅板に文字や絵映す実験
(雷管をつけている様子)
▼写真3枚目▼
できあがった銅板の芸術作品
他にも、書道を銅板に映した作品、魚拓など素晴らしい作品ばかりでした。
▼写真4枚目▼
2種類の金属板を激しい爆発(爆轟)の威力で圧着する実験、みんな真剣!!
▼写真5・6枚目▼
黒色火薬の燃焼実験
▼写真7枚目▼
ドートリッシュ法による爆発速度の測定の説明
▼写真8枚目▼
あまりの爆轟の音に思わず・・・!!
▼写真9枚目▼
☆みんなそろって未来博士号を授与されました☆
(私以外は・・・)
今後の活動目標は、科学に興味をもっている生徒たちに科学体験を通じておもしろさを体感してもらうために、実験、観察を行っていくことです。11月は、生徒の要望でラジオ製作を行う予定です。