こんばんは。
森光が、関西・関東コース最終日の模様をお伝えします。
まずは二日間お世話になったホテルサンルート有明さんに御礼の言葉を
ホテルサンルート有明は昨年6月にオープンしたばかりの最新の設備を備えたホテルです。ロビーにいる周りの人を見渡すと、なんだか24時間戦えそうなビジネスマンがたくさんいました。
さて、本日は鎌倉方面を団体見学しました。まず由比ヶ浜海浜公園を散策しました。
鎌倉はご存じの通り幕府が開かれた土地ですが、鎌倉幕府時代にこの由比ヶ浜は様々な出来事の舞台となっています。静御前が生んだ義経の子は、頼朝により由比ヶ浜に沈められたという伝説、あるいは新田義貞が鎌倉幕府を滅亡させた最後の合戦の地である、云々
現在は海水浴場として人気ですし、またその波の質の良さからサーファーにも人気のスポットです。「BigWave」を求めて勇躍沖へ出て行くサーファー達。
生徒たちは、寄せては返す波打ち際で思い思いの時間を過ごしました。
さて、次に訪れたのは鶴岡八幡宮。やはり鎌倉幕府に縁の深い文化財が数多くあります。鎌倉幕府が開かれたことにゆかりが深いことから、江戸時代にも武家の崇拝を集めた地のようですね。
義経を慕う歌を詠みながら静御前が舞を舞ったと言われる舞殿の前で、ガイドさんの説明に耳を傾けます。ガイドさんには、移動中も車窓から見える風景に詳細な説明をいただきました。ありがとうございました。
また、付属高校がますます元気であり続けられるように、そのことを祈願した絵馬を奉納してきました。
若宮大路と呼ばれる参道も散策してきました。
その後、大仏様を見学しました。
鎌倉の大仏様は正式には高徳院の銅造阿弥陀如来坐像と呼ばれるものだそうです。しかし、様々な文化財が由緒とも言うべき出自について詳細に判明しているものが多いのに比べて、高徳院も大仏様も、どういった経緯で出来上がったのかは判らない部分が多いと言われます。
ただ、国宝に指定されるだけの、鎌倉時代よりその姿をほぼ原型のままとどめているということは素晴らしいことであり、こうした見学に相応しい存在といえるでしょう。
今回の参加生徒全員で一枚。
その後、近くの食堂でお昼ご飯を食べて
羽田空港に移動しました。飛行機搭乗は気を遣います。注意事項が述べられます。
熊本空港に到着。荷物を受け取り、到着ゲートへ。
学校で解散式が行われました。
そういうわけで、今年度の関西・関東コースは大きな怪我、病気もなく、無事に終えることができました。
思えば、伊丹→明石→淡路島→ポートアイランド→メリケンパーク→京都→滋賀・比叡山→京都→東京駅→永田町→皇居→台場→上野→浅草→横浜→中華街→台場→鎌倉とたくさんの土地を訪れました。
そのぶん、たくさんの人に出会いましたし、たくさんの経験をしました。
それがすべて生徒諸君の財産になることでしょう。そこから、何かを生み出してくれると思います。それは、ある気持ち──将来に関する夢であったり、希望であったり。期待であったり。
だとすれば、修学旅行の終わりは「おわり」ではなく、何かの「はじまり」なのではないか、と──
ともあれ、5日間の旅行でした。生徒の皆さんは身も心もゆっくり休めて、月曜日からの普通授業に備えて下さい。月曜提出の感想文も、忘れないように!
保護者の皆様には拙文にお付き合いいただき恐縮でございました。説明の至らぬ部分も多々あったかと思いますが それはお子様の土産話のために確保してある(笑)のでありまして、ぜひ耳を傾けてあげていただければと思います。
ありがとうございました。