ども。今日はHP担当の藤本さんにかわりまして、伝統民族音楽同好会の副顧問・フジモトが紫紺祭2日目午前中の芸術鑑賞会のご報告をいたします。
平成20年9月27日(土)
午後からの紫紺祭一般公開を前に、久しぶりに『芸術鑑賞会』が行われました。
以前はこの『芸術鑑賞会』は毎年行われていたのですが、ここ数年、出演者とのスケジュールの関係でなかなか開催ができませんでした。
んで今年の芸術鑑賞会は『アフリカンミュージック・コンサート』というわけで、アフリカの楽器を使って演奏をされるミュージシャンの方に来て頂き、その演奏を鑑賞いたしました。
2部構成で行われ、第一部は『ママドゥ・ドゥンビア ユニット』という三人の西アフリカの方達の演奏を聞きました。
手で叩く西アフリカの太鼓『ジェンベ』は、私ども伝統民族音楽同好会でも演奏しているので、ご存知の方も多いかと思いますが、この日はジェンべに加え、『コラ』という楽器がメインでした。この『コラ』は大きな瓢箪(ひょうたん)を半分に割った断面に牛やヤギの皮を張ったボディと長いネックに弦が21本張られています。
音色は、どう表現していいのかわかりませんが、分かりやすく表現すると「癒し系」の音で、音色を聞いた生徒&教職員は、しばし座席で眠りについていました。
んで、これでいいんですよ。もともと『コラ』は、日本で言う子守り歌みたいなもんで、リラックスする為に作られた楽器なんですからね。生徒達も、紫紺祭準備で大変疲れていたと思いますので、しばし眠りにつき、午後からの一般公開に向けての体力を温存できたかと…
そして第二部は『ギリギリ・マンディング』という、日本のジェンベチームの演奏。 福岡を拠点に活動しているチームで、日本人の中ではアフリカ音楽を演奏するチームの中ではトップに君臨するチーム。熊本にもちょくちょくこられ、僕も実は面識があったのですが、このギリギリ・マンディングが芸術鑑賞会に来る事を知ったのは、本番三日前….。すいません。
芸術鑑賞会をお聞きになられた方は分かられたと思いますが、前日に私ども伝統民族音楽同好会が前夜祭で演奏させて頂いた時と、あきらかに太鼓を叩く『音』が違っていたかと思います。やっぱ、凄い音をさせてくれました。
最後にはダンスコーナーももうけられ、和気あいあいとした雰囲気で、今年の芸術鑑賞会は終了いたしました。
そして、みんな学校へと戻り、いよいよ一般公開が始まりました….つづく。