「サイエンス・コンテストに参加して」

私たちは10月29日に熊本北高校で行われた「サイエンス・コンテスト2006」の化学部門に、学付の生徒としては初めて参加しました。

ことの発端は単なる思いつきに過ぎませんでしたが、先生にアドバイスをもらいながら煮詰めていき、だんだんと壮大なものになっていきました。

そこで私たちは、「簡易キャップの装置の製作について」と題した発表を行うことを決意したのです。

キップの装置とは、気体を作る装置で、通常の実験の際は大量に薬品が必要となる上、器具を分解して洗うにはとても面倒で、使い勝手が悪い。そこで、少ない材料で簡単に実験が出来るように考えたのが、今回の発表テーマとなった「簡易キップの装置」だったのです。

発表前日にはリハーサルを何度も行いました。先生からは「楽しく発表をすれば良い」と言われましたが、どうしても説明が棒読みになってしまい、かなり苦労しました。

そして当日、私たち以外の発表者はほとんど化学部に所属している人ばかりで、発表もかなり複雑でした。けれど私たちは「楽しむこと」をモットーに、多少のミスはありましたがわかりやすい発表が出来たと思います。

そして、私たちの発表はなんと最優秀賞に輝き、九州大会への進出が決まりました。

もとを辿れば疑問点から生まれた一つのアイデアであり、それがこの様な結果に繋がっていきました。これからも一つ一つの「ひらめき」を大切にして、まずは九州大会を頑張っていきます。

 

2年 田原 浩章(ひろあき)
2年 西原 弘朗(ひろあき)
2年 井手 裕章(ひろあき)

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