サイエンス・チャンネルの「THE MAKING」という番組が好きな森光です。
身近にある工業製品の製造過程を紹介する、という番組ですが、おもしろいですねー。「へー、そんな過程があるのか」と唸ったり、「そんなに簡単にできるの?」「えー、結構手間掛かっているんだー」と感心したり 小学校の頃も、社会科見学って心躍るものだったような記憶が。
最近は そーいえば「かるかん工場」を見学しました(^^)v
自分の知らない、新しい世界を知ることは楽しいものです。何しろ、世界は広い。
生徒の皆さんにも、広い視点で進路を考えて欲しいものです。
というわけで、毎年1年生には総合学習、進路学習の一貫として「キャリア・トーク」というものを実施しています。
これは、実際に様々な職業に就かれている(いた)方の、その職業に関する思い、仕事内容における楽しさ、苦労などをご講演いただく、というものです。
8月末に行われた今年度のキャリア・トークにはプロカメラマン・フリーアナウンサー・客室乗務員・助産師の四人の方においで頂きました。
実際にその職業の名前は聞いたことがあるものの、その仕事の内容や、知られざる苦労、得られる充実 講師の方の話にはぐいぐい引き込まれます。
それはつまり、その職業に携わっていらっしゃる方の「人生」が投影されているからではないでしょうか。
そのヒトが、どういう姿勢で生きているのか──それは仕事ぶりに現れるものでしょう。「生業」という言葉もあります。人生をかけて、やっている仕事 そりゃあ、説得力ありますよねぇ
生徒の皆さんは、これからの(まだ先が長い)人生、どう仕事をし、どう生きるか──焦って決め込む必要はないと思います。けれど、少しずつでも、真剣に考える時期にきているということですね。こうした機会を生かして欲しいなと思います。
最後に、忙しい中、本校の生徒のために時間を割いておいで頂いた講師の先生方に、御礼を申し上げます。
ありがとうございました。