進路部の森光です。
え?どうして進路部の私がここに登場しているかって?
本校の進路部は家庭科室の前に位置しているわけでして、調理実習が始まると机に向かって仕事をしているだけでそこはかとなく香りが漂ってくるのです。
最近はなにやらバターやら卵やらがこんがりと焼けるいい匂いが
というわけで「ロールスポンジケーキと紅茶」作りの実習にお邪魔しました!中島先生、渡邉先生、毎度毎度すいません
このお菓子を作る時に大切なのはなんといっても下ごしらえ。必要にして十分な量の粉、卵、砂糖の量。さらにそれを丁寧に混ぜる根気。
うーん、これって勉強にも通じませんか?
今回は1年7組の実習にお邪魔しましたが、男子も女子も取り組む姿は真剣そのもの!
オーブンに入れた後は、綺麗に膨らみますように!と祈るような気持ちです。
そして、スポンジ生地の完成。丁寧に作っておいた手作りリンゴジャムを塗り、丁寧に巻きます。あの、お好み焼き屋さんでひっくり返す手つきにも似て、おっかなびっくり ?
今週から始まった教育実習で来られている先生も一生懸命教えています!
無事に完成した後は、お楽しみの試食!紅茶もティーポットより入れる本格的なもの。「相棒」の杉下右京を彷彿とさせますね!
うまく出来た班も、なかなかうまく出来なかった班もあったようですが、また今後も何度か実習があります。うまく行かなかった班のみんな、次は、きっとうまく行きますよ!今後の先生の指導をきっちり守って、料理の上達へ向けてファイトです!
それと、もうひとつ。
こうした「実習」は、高校を卒業した後もいつまでも思い出に残るものです。中学時代なんて十数年前になってしまった私でも、中学時代の家庭科で作った料理は今でも憶えています。ほうれん草のソテーと白身魚のムニエル。ほうれん草にコショーを山ほどかけてしまい、つらい試食になったことも。
それ以来、私の人生でほうれん草とコショーは常にその思い出と共にあります。
思い出は後で振り返ることで、人生を豊かにしてくれるものです。実習、しっかり取り組んで、高校時代の思い出にしてほしいな、とつくづく思います。