本日、平成20年度 一般入学試験が実施されました。
交通機関のみだれもなく、予定通り全教科、終了いたしました。
本日、平成20年度 一般入学試験が実施されました。
交通機関のみだれもなく、予定通り全教科、終了いたしました。
(2/16のガクフブログでもご紹介しました『経済教育ワークショップ』の詳細報告です!)
社会科の浦崎です。先日のブログの続報をお伝えいたします。
2/15 弘前大学の猪瀬武則の飛び込み授業でしたが、討論やゲームを通して次第に緊張も解け、いい発言も飛び出してきました。
「消費税を10%に上げる」「年金はもらえないかもしれないから払わない」という問いかけに、「賛成」「条件付き賛成」「条件付き反対」「反対」の4つに分かれて、その理由を述べあうことから始まりました。
消費税引き上げについては、「国の財政が大変だから上げるべき」「福祉のためにきちんと使われるなら上げてもいい」「国民の生活への影響が大きいから引き上げには反対」の理由が挙げられました。
年金については「払わなかったら年金制度が破綻するからきちんと払う」「年金がきちんともらえるなら払う」「すでに年金制度が破綻しているから、新しい年金制度をつくるべき」などの回答に、参観していた先生からも「おーっ」という声が上がりました。
ワークショップでは、「住んでいるマンションが手抜き工事が分かって、1000万円のマンションの資産価値ゼロになった。耐震改修工事費の負担金が一世帯当たり200万なら、支払うか」ということを10世帯に分かれて話し合うというシミュレーションゲームを行いました。
このゲームを進めていくと、「自分が払わなくても他の世帯が負担した総額に応じて全体の耐震工事が行われ、200万の自己負担なしでも自分の財産が守られる」ということが見えてきます。そのことが分かれば人々は「ただ乗り」を始める。だから「みんなが共通の利益を受けられるために政府が必要だ」というテーマに到達する授業でした。
生徒たちの感想には「ゲーム形式で、楽しくてあっという間に終わってしまった。今度またやれるなら、もっと時間を長くとって、じっくり考えて、今後どうすべきかなど詳しく考えていきたい。また受けれたらいいな」という声が書かれていました。