日別アーカイブ: 2008年2月3日

『再起可能』木村和也アナウンサー講演会

HP担当の藤本です。報告が遅くなりました。

昨日(2/2)に第二学年対象にRKKアナウンサーの木村和也さんの講演会が行われました。

14号館で行われた講演会には、2年生だけでなく保護者の方々も来られました。

講演会の題目『再起可能』。

木村アナウンサーは東京出身で、RKKに就職する為に熊本へ。
初めて熊本に来て驚いた、熊本弁に関するエピソードで講演会は始まりました。

「熊本の人に道を尋ねたら『ぎゃんいって、ぎゃんいって、ぎゃ~んたい』と言われた時には「熊本の人は『ぎゃん』は右、『ぎゃ~ん』と言葉を伸ばせば左を示すんだぁ~と真剣に思った!」という言葉に、会場から笑い声が。さらに熊本弁に関するエピソードが続き、木村アナウンサーの話に一同釘付け。

そして本題『再起可能』の話しへ…
木村アナウンサーはテレビ番組収録でパラグライダーに乗ることに。着地寸前に突風が吹き5mほどの高さから墜落し脊髄を損傷。両足が不自由になった事を話されました。

担当医師から「歩けるようになる可能性は1%。しかし、その1%にかけるかはあなた次第」と宣告。
病院のベットで一時期はマイナス思考にしか考えられなかった自分を、本当に沢山の同僚や仲間達から励まされ、そして自分でもプラス思考に考える事で目標を持ち続け、過酷なリハビリを乗り越え仕事に復帰した事など、生徒達は木村アナウンサーの話から伝わってくる言葉に、しっかり耳を傾けていました。

講演も終了し2年7組の生徒が木村アナウンサーに謝辞を。
ここでは書けませんが、その生徒が題目を間違えて言ってしまい、木村アナウンサーにツッ込まれるという場面もありましたが、最後には木村アナウンサーが月-金までメイン司会をつとめる『夕方いちばん(RKK16:45-)』の番組内での掛け声『パネルでポン!』とみんなでやって、講演会は終了しました。

講演会終了後、木村アナウンサーのもとを訪ねたのは体育の厚先生。
厚先生が高校時代、全国高校サッカー選手権に出場した時にインタビューなどを担当した木村アナウンサーは当時の事をしっかりと憶えていらっしゃいました。再会を喜ぶ二人の姿を見て、同じ空間にいた僕も大変嬉しくなりました。

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