【海外研修プログラム】ニュージーランドコース〜第4日→第6日

第4日

今日はホームステイ先の生徒とのバス旅行でした。とうとうホームステイも明日の朝までとなってしまいました。キングズウェイスクールの生徒とすっかり仲良くなり、熱心に語り合っている生徒も見られました。

スクールバスに乗り込んで最初に向かったのは「シープワールド」です。牧羊や羊毛について知識を深めることを目的とした施設です。「シープワールドショー」の中で訓練された牧羊犬が見事に羊の群れを操ると、皆驚いて歓声を上げました。牧羊に関する説明を受けた後、羊の毛刈りや、子羊へのミルクやりも体験しました。ショーの後は園内の農場で飼われているアルパカやロバなどの動物を見たり、付属のショップでエコウールの製品を手に取ったりしていました。

つぎに向かった「ハニーセンター」は養蜂について学べる施設です。ガラス張りの壁を通して、生きている蜂と本物の蜂の巣を間近に見ることができます。ニュージーランドの植物マヌカからとれる「マヌカハニー」の製品も多く揃っていました。生徒たちは二十種類以上の蜂蜜から気に入った物を選んでテイスティングしたり、ハンドクリームなどの蜂蜜製品を買っていました。

昼食後、ミネラルウォーターで有名な「ワイウェア」にある温泉プールに行きました。1.6メートルもあるプールで泳いだり、ウォータースライダーを滑ったりしました。数人で連れ立って、ウォータースライダーに何度も挑戦している生徒達もいました。

研修は後半になりましたが生徒たちは始終笑顔で、まだまだ元気一杯な様子です。

本日は 観光を通してニュージーランドの主要な産業について理解を深めることが出来、有意義な一日となりました。


第5日

姉妹校キングズウェイスクールとも今日でお別れです。出発に際しては、多くのキングズウェイスクールの生徒が見送りにやって来てくれました。生徒達はホームステイ先の生徒と離れがたくて涙ぐんだり、ハグしあって「また来るね」と約束を交わしたりしていました。カレッジの年長の男子生徒による力強いマオリのパフォーマンスの後、校長先生と日本語教師ワトソン先生からお別れのスピーチがありました。「みんな本当に親切で嬉しかった」と笑顔で語る男子生徒の姿が印象的でした。温かい歓迎を受け、楽しく交流出来たことは生徒にとって生涯の財産になることと思います。

その後、オークランド市内観光へと出発しました。雨が降り出しそうな空模様だったので、予定を変更してまずオークランド動物園へと向かいました。そこでニュージーランド固有の動物達を見ることができました。「ニュージーランド人」という意味もある、国鳥「キーウィ」を実際に見て意外な大きさに驚く生徒もいました。オークランドにある中国料理店で飲茶を食べた後は、マウントイーデン、ミッションベイなどの名所旧跡を観光しました。夕飯は海が見えるシーフードレストランでの食事でした。

明日も引き続き市内観光です。


第6日

今朝のオークランドは雨模様です。寒暖と晴雨を繰り返すのは、春が近い証拠なのだそうです。

今日も引き続きオークランドの市内観光です。昨日はバスで周りましたが、今日は徒歩での観光でした。まず、ニュージーランドで最も高い建物であるスカイタワー(328m)に登りました。生憎と雨天でしたが、靄のかかった街の様子も美しく、また最上階へと登るエレベーターの一部が透けて下の様子が見えるので、その景色を楽しむ生徒もいました。

次にダウンタウンの港からフェリーに乗って15分弱、対岸の街デボンポートに到着しました。ヴィクトリア様式の古風な建物が立ち並ぶ「ヴィクトリアロード」で、カフェやアンティークショップのお店を眺めながら歩きました。午後からは、オークランドのメインストリート「クイーンズストリート」での自主研修でした。坂道の多いお洒落な目抜通りで、様々な店が立ち並んでいます。

夜は鉄板焼きがメインの日本料理店で食事をしました。生徒達は醤油ソースのステーキや、漬物、味噌汁などの懐かしい日本食を喜んで食べていました。ほとんどの生徒が白飯をお代わりしました。

14名の研修メンバーもすっかり親密になり、食事中もずっと談笑していました。「楽しかった」と達成感を示す生徒もいれば、今回の研修を通して「もっと英語を勉強しようと思った」と気持ちを新たにする生徒もいました。高校生のうちに海外の文化に触れることが出来たのは、本当にいい経験だったと思います。

明日は早朝に出発するので、生徒達は今日はいつもより早めに就寝します。


第7日

帰国の様子です。