９月３日（土）の３・４時間目に「ようこそ先輩」が行われました。

「ようこそ先輩」は、本校の卒業生から学部学科に関するお話しを聞く行事で、１・２年生にとって進路に向けた視野を広げる良い機会となります。今回は「心理・人間社会」、「外国語・国際」、「法・政策」、「経済・経営」、「教育」、「総合・芸術」、「理」、「工」、「医療・健康」、「農・水産」などの様々なジャンルに別れて、生徒各自が興味のある分野をそれぞれ選択して話を聞きました。卒業生の方々には、スライドを使ってわかりやすく説明していただき、生徒たちはしっかりとそのお話しに耳を傾けていました。お話しの内容は、大学の志望理由、学部学科の特徴、卒業後の進路などに加えて、進路選択をした際の悩みや学部選択を決断した理由など、リアルな話も含まれていました。また、教室の前で話した後には座談会のような形で質問タイムもあり、大学４年間の過ごし方や、研究内容について具体的に教えていただくことができました。

　生徒の感想にも「価値観が広がった」「学習を頑張ろうと思った」「進路への見通しを立てることが大切だと学んだ」という前向きな意見が多く、良い刺激になったようです。本日お話ししていただいた卒業生の方々のように、充実した大学生活を過ごしている方々のお話しに共通していたのは、進路選択の際には「何をしたいかが大事」ということです。１０月には各学年でクラス分け説明会も予定されており、進路選択の時期が間近に迫っています。今後、希望進路について考える時にも今日のお話しを活かしてほしいと思います。