８月１日（月）～５日（金）までの５日間、本校にてエンパワーメントプログラムを実施しました。

今年度は、宇土中高の生徒と本校生での合同開催となりました。 中学１年生から高校３年生までが混合した４つのグループに分かれ、ディスカッションをしたりプレゼンのやり方を学んだりして交流を深めていきました。

初日は固さも見られ、積極的に発言する人も少なく心配しましたが、 日が経つにつれて、ずっと前からの仲間のように笑い合ったり意見を交換したりする姿が見られました。 オールインイングリッシュにも慣れ、休み時間にも英語が飛び交うようになり、 英語が生活の中にしみこんでいくような５日間だったようです。 もちろん、ただ英語を話すプログラムではありません。 SDGｓを始め、いろいろな問題についてそれぞれの視点で取り組んだり、情報を集めたり、疑問を持ってそれをお互いに話し合い、最終的にはプレゼンでみんなに自分の思いを伝えるというプログラムです。 これからは、こういう情報を得ること、それを発信していくこと、人とのつながりを大事にし、コミュニケーション能力を身に着けることがいかに大事かを、それぞれが学んだことでしょう。

休み時間の様子を見ていると男女間、学年やクラス、学校という枠を超えて不思議な友情や連帯感も芽生えてきたようでした。 最終日の発表では、声も大きく自信にみなぎる発表は心を打つものがあり、 まさにエンパワーメント！！でした。

「もう終わり？まだ１週間くらい続いてほしかった」という声も聞かれ、 充実した５日間だったのだと感じさせられました。 この５日間にとどまらず、この経験はこれからの彼らの道に大きな力を与えてくれると思います。