高校
2019.09.29
創立60周年記念コンサート
午後からは熊本県立劇場コンサートホールにおいて、創立60周年記念コンサートが催されました。本校27期の前野美千代 氏によって、この日のために結成された60周年記念オーケストラ総勢46名による素晴らしい演奏が披露されました。指揮はタラス・デムチシン 氏。1984年ウクライナ生まれ、クラリネット奏者として九州交響楽団に入団し、現在は指揮者として福岡を拠点に活躍される方です。2週間前には、カザフスタンで行われたAlmaty国際指揮者コンクールで4位(1位なし)に入賞され、世界を舞台に、さらなる活躍が期待される実力者です。
パイレーツオブカリビアンメドレー、チャイコフスキー作曲弦楽セレナード ハ長調、ベートーヴェン作曲交響曲第5番「運命」 ハ短調、とおなじみの名品を演奏。タラス氏は、一人一人の奏者の内に秘めた詩情を引き出すかのように、ダイナミックに、かつ繊細にタクトを振られました。エルガー作曲行進曲「威風堂々」では本校の吹奏楽部と合同演奏で、百名の大オーケストラとなりました。
前半途中、指揮者体験コーナーで本校生徒4名がステージに上がり、オーケストラ奏者の前でベートーヴェン作曲の「運命」を堂々とタクトを振りました。
後半は大スクリーンに投影された映像と朗読と音楽で綴られる「ベンのトランペット」。ジャズの名品「シングシングシング」「アイリメンバークリフォード」「ムーンライトセレナーデ」が奏でられました。最後にピアノを前面に出してガーシュインの「ラプソディーインブルー」。
そして、コンサートのフィナーレは「付属高校校歌」を全員で立ち上がり高らかに歌い上げました。