高校 2019.07.13
熊本市長 大西 一史 氏 講演「熊本地震からの復興、そして未来へ」

令和元年7月13日(土)3時間目、本校体育館において、熊本市長大西一史氏の講演会が開かれました。本校では、総合学習の時間を「深学科プログラム」と名付け、全学年で探究活動を行っています。特に2年生は、「探究Ⅲ」として「しあわせのまちづくり」という大きなテーマを掲げ、より住みやすい熊本市を作るためにはどのようなことができるかを高校生の目線で考えることに1年をかけて取り組んでいるところです。 6月21日(土)には11名の熊本市役所の職員の方々をお招きし、熊本市の抱える問題点をSDGsの視点で出前講義をしていただきました。

 そして、いよいよ今日は熊本市長の大西氏をお迎えしての講演会。生徒達も教員も少し緊張して臨みましたが、気さくな市長の人柄に惹かれ、すぐに話の中に入っていくことができました。

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 熊本市は明治22年(1889年)から数え、今年で市政130年を迎える歴史のある都市で、これからも未来に向かってさらに発展していく可能性が高いことをまず述べられました。熊本地震からの復興は大きな課題であり、9月14日オープンのサクラマチクマモト、10月熊本城大天守特別公開スタート、10月開業の新熊本市民病院、2021年春の熊本駅ビルの開業はその第一歩であること。そして最後に「君たち高校生が大学生になり県外に出て行っても、この熊本市に再び帰ってくるような上質なCityにしたい」と締めくくられました。

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講演後は、2年生3年生代表9名と熱く議論を交わされました。本校の生徒達も市長を前に、まったく物怖じすることなく堂々とすばらしい意見を述べていました。