中学 2019.01.15
中学1年生深学科プログラム講演会

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年が明けて最初の1年生の深プロは、卒業生による講演会を行ないました。今回の講師は2017年卒業(高校56期生)の高山賢太郎さん。彼は現在、立教大学に通う大学生です。「熊本のために~継続して行動~」というタイトルで講演していただきました。高校時代はロアッソのユースメンバーとして活躍されていました。2016年の熊本地震で被災し、毎日練習で使用していた益城町のグラウンドがテント村になったことで、何か自分にできることはないかと考えたことをきっかけに、今ではさまざまなボランティア活動を通じて企業や行政、学校といったところで活動をされています。また、高校3年生のときに新聞に投稿した、熊本地震の手記やそのときの体験談が道徳の教科書の一部に採用されています。

 高山さんの講演を聞いて感じたことは、「熱量を持って行動する」ということでした。熊本地震で抱いた思いを胸に熊本のために何ができるかを考え、行動に移す。そして、彼に触発された人々を巻き込み、大きな流れを生み出す。とても熱い思いに触れることができました。

また、何事も「日頃の生き方がすべて」ということも印象に残りました。日々の生活が全てにつながるといった話も中学生の心に残ったのではないでしょうか。

「ぶれずに芯を持ち、熱量で行動し、人々を巻き込み、つなげていく」そうした先輩の姿から一つでも多くのことを学び、行動に移していくことを期待しています。

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