中高 2018.10.18
プロフェッサービジット講演会が開かれました

10月18日(木)、多目的ホールにて、「プロフェッサービジット講演会」が行われました。講師は、大阪市立大学理学研究科数・物系専攻・素粒子論研究室から准教授の丸信人先生をお招きしました。
  演題「素粒子物理が解き明かす質量の起源」
本校2年生理系クラスの生徒及び高校3年生と中学3年生の希望者を対象として、普段の授業は学ぶことのできない質量の起源と言われる素粒子「ヒッグス粒子」についてお話を聞かせていただきました。素粒子の話ですので、もちろん難しい内容ではありましたが、わかりやすい例えを交えて説明いただき、どんどんその世界へ引き込まれていきました。最後は、講演が終わった後も丸先生を追いかけて質問する生徒もいて、物理学の魅力に魅了された時間となりました。

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生徒の感想より

・最初はわからないことがあっても、現在わかっていることから掘り下げたり、仮説を立てて実験を行うことで発見ができるんだなと思いました。素粒子は難しいと思っていたけど身近なものに応用されるんだなとわかり、興味がわきました。(高校2年女子)

・全く知らないことばかりで勉強不足だと感じた。理論や実験ともに世界のトップクラスに日本があることを誇りに思う。勉学に励みたいと思う。(高校2年男子)

・すごく難しい内容だと思ったが、大学ではこのような研究を自分もしたいと思った(高校2年女子)

・宇宙の謎はわずか5%しか解明されていないことに驚いた。ヒッグス粒子の発見からさらに解明が進むといいと思う。質量のもとの粒子が見つかることにより素粒子の分野でどのような発展があるのかもっと知りたいと思った。(高校2年男子)

・物理の授業で習ってある程度は理解していたと思っていたが、まだまだ理解が及んでいないことが多いことがわかった。だが、それを知れてとても良かった(高校3年男子)

・教科書から学んだことを更に深く理解でき、まだ人類の知らないことが多くあるとわかり、もっと学んでみたいと思った(高校3年男子)

・まだ知らないことがたくさんあるなと思った。小さいと思っていたものにもさらにまた小さいものがあり、どこまで行くのか興味を持った(中学3年男子)

・実験に興味が高まりました。また暗黒物質や暗黒エネルギーにも興味を持ちました。宇宙の膨張にも興味があったので、意欲が高まりました。(中学3年女子)