8月21日、「第67回九州吹奏楽コンクール」に熊本県代表として出場しました。

　演奏したのはいつも通り、課題曲のマーチ「ブルー・スプリング」と歌劇「トゥーランドット」より、の二曲。ずっと練習を重ねてきた曲でもあり、初出場のプレッシャーにも負けず、堂々と落ち着いて演奏をすることが出来ました。最後のリハーサルでは、指揮の早川英一先生から「君たちのトゥーランドットの解釈を聞いてもらいましょう」との言葉を、みな真剣に聞いていました。当日は付属中学からも吹奏楽部の生徒たちが補助員としてかけつけてくれましたし、多くの卒業生の方々からもあたたかい声をかけていただき、学校の代表として周囲の人々に期待され、支えていただいているのだと感じました。

　今回の審査結果は「銀賞」で、惜しくも「金賞」には届きませんでしたが、予選を勝ち抜いた他県の強豪校と競うことができ、生徒たちはさらに経験を積み重ねることができました。また、大会に向けた一斉休業中の特別練習の間も、３年生が中心となって「目標に向けて一人一人が同じ方向を向きましょう」などと声を掛け合い、本番に向けて、より一致団結していった姿が印象的でした。

　大会後のミーティングでは部長（３年生）から、保護者の方々への感謝と「今年が最後ではなく、来年の参加も当たり前になるように！楽しみにしています。」と１・２年生に向けてエールが送られました。この大会を機会に、３年生は部活動を引退することになります。心細さもありますが、新部長（２年生）もやる気十分です。今後は２年生が中心となり、活動に励んでいってほしいと思います。